『万葉集』で登場するエゴノキは、
『知佐』とか『壱師』(イチシ)
と呼ばれています。
著名な柿本人麻呂の歌に「壱師(いちし)」登場します。
路の辺の壱師の花のいち白く 人皆知りぬ我が恋妻を
巻十一 2480
だが、この「壱師」の特定には、諸説があるようです。
「ヒガンバナ」をはじめ、「クサイチゴ」や「エゴノキ」がその有力候補とされていのですが、明確な答えはでていないようです。
<この項、続く>