<Wikipediaより、転載>

スピノサスモモ (Blackthorn)はスモモ属の低木、または小高木である。
スピノサスモモはヨーロッパ、西アジア、北アフリカに自生し、blackthornという英名は黒い樹皮とトゲ (thorn) に由来する。 春の始めには白い花が咲き、自生する国では最も早く咲く花であることが多い。両性花で、濃紫色のスローと呼ばれる果実をつける。

【利用】

果実は小さいスモモに似ていて、保存食に向くが、(ヨーロッパで行われているように凍らせなければ)いくらか酸っぱい。

イギリスではこの実を使ってスロー・ジンというリキュールが作られるが、これにはジンではなく別の酒が用いられる。
スペインのナバラ州ではスローを使ってパチャランという人気の果実酒を作る。スローからはジャムも作られるし、酢漬けにすれば日本の梅干しのようなものになる。

スピノサスモモは生垣や野鳥猟用の茂みの用途でも植えられる。スピノサスモモの藪は家畜類の小さな傷の主な原因となり、この傷はスピノサスモモが取り去られない限り続き、化膿することもある。
葉はチョウ目の幼虫の餌となる。

【備考】

英語でsloe-eyedという表現は、その果実の色から瞳の黒い人を表す。この表現はA.J.ウィルソンの1867年の小説Vashtiに初出する。
アイルランドでは伝統的にまっすぐ伸びたスピノサスモモの幹が杖や棍棒に使われる。

<転載、以上>