<Wikipediaより、転載>

カスミザクラ (霞桜 学名Cerasus leveilleana ( Koehne ) H.Ohba, 2001) (Synonym : Prunus verecunda (Koidz.) Koehne, 1912)は、バラ科サクラ属の植物。
桜の野生種の一種。花柄に短い毛が生えているためにケヤマザクラなどとも呼ばれる。命名の由来は遠くから見たこの樹の様子が霞のように見えることからきている。

【分類】

サクラの属名は日本では長いことPrunus、和名ではスモモ属とする分類が主流だったが、昨今の研究ではCerasus(サクラ属)とするものがある。日本では前者、分けてもサクラ亜属(subg. Cerasus)とするものが多かったが、近年は後者が増えてきているしかしCerasusとすることで決着した訳ではない。

【特徴】

樹高は15mから20m程度の落葉高木であり、大きいものは20mを超える。
葉の裏面には若干の光沢がある。ヤマザクラよりも標高の高い位置に生えている場合が多い。ヤマザクラに似ているが、花の大きさがやや小さく、花の季節が若干遅く4月中旬から4月下旬、遅いものは5月頭頃に満開期を迎える。このため、ヤマザクラと比べると葉が新緑色になっている状態で花が咲いていることが多い。また、本種は花柄や葉の柄に細かい毛が生えていることが多いことも特徴となっている。
北海道、本州、四国にかけて分布しており、朝鮮半島や中国にも分布している。


<転載、以上>

◆画像◆



<兵庫県三木山森林公園のカスミザクラ>
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カスミザクラ(Cerasus leveilleana ( Koehne ) H.Ohba, 2001)