<やさしいエンゲイより、転載>

マーガレット、モクシュンギク(Argyranthemum frutescens=Chrysanthemum frutescens)

原産地:カナリア諸島
草丈:20cm〜80cm
主な開花期:5月-7月、10月-11月

【特徴】

カナリア諸島の浜辺に自生する、毎年花を咲かせる多年草です。17世紀末にフランスに導入されたのがはじめで、日本には明治時代に渡来しました。高温多湿、寒さに弱く日本の気候では育てにくく当初は温室での栽培がメインでした。大正時代、露地での栽培法が確立され、温暖な太平洋沿岸で切り花用に栽培されるようになりました。
草丈は60cm〜1m、年月を経た株は地際の茎が樹皮のように茶色くごつごつした感じになります。その姿からモクシュンギクの和名があります。園芸品種は様々な花色・花姿がありますが野生種は白か黄色の一重咲きです。主な開花期は初夏〜夏です。葉は深く切れ込んで羽のような姿をしています。
マーガレットの名前はギリシア語で「真珠」を意味するマルガリーテスに由来し、白い花姿に由来します。

品種


在来白花種

在来白とも呼ばれるフランスで改良された園芸品種です。古くから栽培されており、マーガレットの代名詞とも言える品種です。日本には明治時代に入ってきました。野生種に比べて花が大きいのが特徴です。早生の種もあります。

黄花マーガレット

在来黄とも呼ばれます。一重の黄色い花を咲かせます。
このほかにも花色がピンクのもの、八重咲き種や丁字咲き種など多くの園芸品種があります。また、シュンギクやシャスターデージーなど近縁の植物と掛け合わせた品種も知られています。

◆画像◆


<転載、以上>
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モクシュンギク、マーガレット(Chrysanthemum frutescens)
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