<Wikipediaより、転載>
ルリトラノオ(瑠璃虎の尾、学名:Pseudolysimachion subsessile)は、オオバコ科ルリトラノオ属の多年草。
【概要】岐阜県揖斐郡揖斐川町(旧春日村)と滋賀県米原市伊吹山の山頂部の草地に自生している。瑠璃色をした虎の尾に似た花であることが和名の由来である。種小名のsubsessileは、「無柄に近い」を意味する。葉が輪生するクガイソウに似ているが、葉が対生する。茎の先に総状花序に多数の青紫色の花を付ける。茎はまっすぐに伸び、高さ1 mほどになる。1本の茎から茎が分岐して多数の花を咲かせるものがある。開花時期は7月下旬-8月。観賞用として白花品もあり、花壇などでも栽培されている。
【種の保全状況評価】環境省のレッドリストの絶滅危惧II類(VU)に指定されている。総個体数は約3,000であると推定されている。
岐阜県で「情報不足」、滋賀県「分布上重要種」に指定されている。
【近縁種】エゾルリトラノオ(Pseudolysimachion kiusianum ssp. miyabei)
キタダケトラノオ(Pseudolysimachion kiusianum var. kitadakemontanum)
ヤマルリトラノオ(Pseudolysimachion kiusianum ssp. miyabei var. japonica )
<Wikipediaより、転載した画像:伊吹山のルリトラノオ>
<転載、以上>