獅子頭(ししがしら)品種概要<参考資料:国立民族博物館 くらしの植物園特別展示「冬の華 サザンカ」>
紅色、八重、中輪、12月〜2月咲き。樹は横張性で強い。最も古い記録は、1894年「園芸会雑誌」であるが、中部や四国などに古木が多い。1933年以降に関東ではカンツバキとよぶようになった。シシガシラ(獅子頭)は日本に自生するサザンカとツバキとの交雑によって生まれたと言われていますが、諸説あるようです。
シシガシラ(獅子頭)はツバキと同様に新梢に毛がなく、這い性のため「這いカン」と呼ばれています。中国から渡来したとする説、中国産のユチャとツバキとの雑種とする説、サザンカのみから生まれた園芸品種とする異説もあるようです。