<Wikipediaより、転載>

ニシキギ科(Celastraceae)は、ニシキギ目に属する植物の科である。世界の熱帯から温帯にかけて約100属千数百種が分布する。

特徴

大半が常緑または落葉の木本で、蔓性植物もある。日本にはニシキギ、ツルウメモドキ、マサキ、ツルマサキ、マユミ、ツリバナなど、5属27種が自生し、庭木や生け垣などに利用される。

花は小さく、あまり観賞価値はない。しかし、果実が裂開すると赤い仮種皮に包まれた種子が現れるものが多く、美しい。ニシキギは紅葉が美しい。

花は両性または単性で、放射相称、子房上位で、がく・花弁・雄蕊各5個からなる。果実は少数(2-10個ほど)の大型の種子を含み、さく果、液果または翼果となる。

日本の属

ツルウメモドキ属 Celastrus - ツルウメモドキ
ニシキギ属 Euonymus - ニシキギ、マサキ、ツルマサキ、マユミ、ツリバナ
ハリツルマサキ属 Maytenus - ハリツルマサキ
モクレイシ属 Microtropis - モクレイシ
クロヅル属 Tripterygium - クロヅル
ウメバチソウ属 Parnassia - ウメバチソウ


APG植物分類体系第3版(APG III)では、従来のレプロペタロン科、ウメバチソウ科(草本)、ポッティンゲリア科もニシキギ科に含めている。

<転載、以上>