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<Wikipediaより、転載(ジャケツイバラ科として解説している)>

ジャケツイバラ科 (Caesalpiniaceae)はマメ科に近縁な科。クロンキスト体系では独立の科とするが、新エングラー体系ではマメ科に入れてジャケツイバラ亜科 (Caesalpinioideae)とする。APG植物分類体系ではマメ科の一部で、ジャケツイバラ亜科 (Caesalpinioideae) は認めているがハカマカズラ属などを含まない。

【特徴】

果実はマメ科と同様の豆果。 花は左右相称で、5枚の花びらが大きく開いて目立つものが多いが、一部(ハナズオウなど)はあまり開かず不完全な蝶形花になる。葉は単葉または羽状複葉。多くは木本で、つる性のものも多い。150属2200種ほどからなり、熱帯・亜熱帯に多く分布する。日本にはジャケツイバラ、サイカチ、カワラケツメイ、ハカマカズラなど数種が自生する。

ハナズオウ属は温帯で広く栽培され、また大きな花をつけ熱帯で花木として栽培されるものも多い(ホウオウボク、バウヒニアなど)。
薬用や飲用に用いられるもの(カワラケツメイ、センナ、エビスグサ、ハブソウ、サイカチなど)もある。

スオウは古くから材を染料として用いる。

【おもな分類群】

Caesalpinieae ジャケツイバラ連
Caesalpinia ジャケツイバラ属
C. decapetala var. japonica ジャケツイバラ
C. echinata ブラジルボク
C. sappan スオウ
Gleditsia サイカチ属
G. japonica サイカチ

Cassieae カワラケツメイ連
Cassia ナンバンサイカチ属
Chamaecrista カワラケツメイ属
C. nomame カワラケツメイ
Ceratonia イナゴマメ属
C. siliqua イナゴマメ(キャロブ)
Delonix ホウオウボク属
D. regia ホウオウボク
Senna センナ属
S. alexandrina センナ
S. obtusifolia エビスグサ
S. occidentalis ハブソウ
S. siamea タガヤサン

Cercideae ハナズオウ連
Bauhinia ハカマカズラ属
B. blakeana バウヒニア
B. japonica ハカマカズラ
Cercis ハナズオウ属
C. chinensis ハナズオウ
C. siliquastrum セイヨウハナズオウ

Detarieae デタリウム連
Detarium デタリウム属
Saraca サラカ属
S. asoca ムユウジュ
Tamarindus タマリンド属
T. indica タマリンド(一属一種)

<転載、以上>
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ジャケツイバラ亜科(Caesalpinioideae)