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<Wikipediaより、転載>

ミソハギ科 (Lythraceae)は双子葉植物に属する科。29属600種ほどがあり世界の熱帯から亜寒帯にかけて広く分布する。日本には5属、十数種が自生する。

【特徴】

木本と草本がある。木本はおもに熱帯に分布し、草本は湿地に生育するものが多く、水草もある(ヒシも本科の系統に含まれ水中生活に特に適応している)。葉は対生または輪生。花は両性、子房上位で、萼片および花弁は4、6または8個のものが多い。萼は合生して筒状になる。花弁は薄く、蕾の時には不規則に折り畳まれている。雄蕊はそれより多く8ないし16本、またはさらに多数ある。果実はさく果または閉果。

【利用】

観賞用に栽培するサルスベリ、ミソハギなどがある。そのほかに利用されるものとしてはオオバナサルスベリ(バナバ:バナバ茶として飲用する)やシコウカ(ヘンナ:毛染め剤にする)がある。

【分類】

以下の属がある。

Physocalymma
Lourtella
Pleurophora
Woodfordia
Koehneria

タバコソウ属 Cuphea - ベニチョウジ
Pehria
Adenaria

ミズガンピ属 Pemphis

ザクロ属 Punica
Lafoensia
Galpinia
Capuronia

キバナノミソハギ属 Heimia

キカシグサ属 Rotala - キカシグサ
Didiplis
Decodon

ミソハギ属 Lythrum - ミソハギ
Peplis
Duabanga

サルスベリ属 Lagerstroemia - サルスベリ、シマサルスベリ、バナバ

ハマザクロ属 Sonneratia

ヒシ属 Trapa

シコウカ属 Lawsonia
Tetrataxis
Crenea
Haitia
Ginoria
Nesaea

ヒメミソハギ属 Ammannia
Diplusodon
Hionanthera

古い分類体系ではザクロ属はザクロ科、ヒシ属はヒシ科(両科とも子房下位)とされていた。また、ハマザクロ属・Duabanga 属はハマザクロ科とされていた。

<転載、以上>
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「ミソハギ科」研究