酔芙蓉

古くは平安の頃から観賞され、栽培されているにもかかわらず、ムクゲと違って変異が出にくく、品種はあまり多くなく、その数少ない園芸品種の八重崎変種の一つです。
朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色になります。酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名がついたといわれています。

【学名】 Hibiscus mutabilis f. versicolor
学名の「mutabilis」は、「変わりやすい、不安定な」という意味で、「versicolor」は、「変色する、種々な色のある」という酔芙蓉の色の変化を意味する言葉です。

【分類】 アオイ科フヨウ属の落葉低木。
【分布】 原産地は中国、日本。
【特徴】 
樹形、葉形はフヨウとほぼ同様だが、一重咲きが基本のフヨウに対し、花は八重咲き。時間が経つにつれて変色していくのが大きな特徴。
【花期】 9〜10月
【特性】
日当たりのよい場所に、地植えするのがよい。フヨウと同じく肥えた土地を好み、防寒、防湿の必要はとくにない。

【花言葉】繊細な美、しとやかな恋人

◆画像◆

<2種>

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酔芙蓉・スイフヨウ(Hibiscus mutabilis cv. Versicolor)