種漬花(タネツケバナ)
田植えの準備に種籾を水に漬ける頃に花を咲かすので、この名前がついたといわれています。別名は、田芥(たがらし)。10月頃に発芽し、小さな芽生えが冬を越し、春には背丈が10〜20センチメートル程度になり、小さな白い花を咲かせます。何故、同じ名前で呼ばれるのかは、不明。調査中です。
【田芥】
キンポウゲ科の越年草。田や湿地に見られる。高さ約40〜60センチメートル程度。根出葉は叢生、茎葉は互生し、掌状に分裂する。春、茎先に光沢のある黄色の五弁花をつける。花後、長楕円形の集合果を結ぶ。有毒植物。タタラビ。田芹とも呼ばれる。