[学芸大学附属小金井小中学校での園芸文化クラブ、授業の試みへ] トピック | |
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2014-10-15 23:11:38 |
その他の学校への「郷土教育としての園芸文化教育」提案へ |
KKousaka | |
2014年度下半期は、モデル校プロジェクトを範囲拡大へ 現状、モデル校としての、相模女子大関連小学校と学芸大学附属小金井小中学校での展開が滞っているために、より「社会科学習研究をすすめている学校」「地域コミュニティスクール実践学校」に絞って展開の可能性を探ることにしました。 <進捗報告> <2014年9月〜> 1)6月に社会科教育連盟の第68期研究協議会へ参加(実験授業・3学年と3-4学年研究部会報告会に参加)しました。この報告は、本サイト内でもご覧いただけます。69期の3-4学年部会の研究会に参加を予定。> <社会科教育連盟入会後に研究会参加> 9月の月例会から、3-4学年の研究部会に参加させていただくことになりました。10月の月例会での同研究会のテーマ発表があります。今後もこの3-4学年研究部会でのMTGを重ねることになります。月例会の会場では、三鷹第四小学校の喜多村校長先生にもお会いました。3-4学年研究会は、社会科研究協議会副会長の江戸川区立清新第三小学校長の佐藤繁則先生などの数名の講師の先生の指導のもとに研究を進めることになりました。 2)三鷹の小中一貫教育プロジェクト、コミュニティスクール事業に「学校社会科授業への展開」と「保護者、教師への郷土教育としての園芸文化教育実施」の提案と実現の可能性をヒアリング予定。NPO法人「birth(武蔵のパートナーズ)」の公園管理事業とも連携を摸索予定。(三鷹市立第四小学校校長 喜多村晃氏にヒアリング>本プロジェクトのご紹介と実際の支援者への学習展開という課題をお話しました。興味はもっていただいたようですが、時間もなく、氏も参加予定の9月から始まる今期の社会科教育連盟の研究会での再会を約して、次回へとお話を続けることになりました。) 3)学校の森・子どもサミットに参加し、ヒアリング(第3分科会)。 <分科会ヒアリング> 第3分科会は、学校の森林教育の支援を行う組織づくりとしてのPTAや地域NPO、自治体との連携がテーマの分科会でした。 実際の相模原市の広陵小学校の学校の森「広陵もりっく」を推進してきた支援者たちによる報告といった進行で、どちらかというと情報提供が主体で討議はなしという分科会でした。 最初から、主催側の「保全委員会づくりが鍵」という主張を参加者に学習していただくというもののようでした。多くの課題が見え隠れする中で、限られた時間のためにそれらが討議されたり、その課題に触れられる機会もなく、終了しました。2014年10月、同分科会の報告書が公式サイトに掲載されました。 多分、主催者側(林野庁などの視点から)は、満足のいく分科会ではなかったという印象です。この広陵小学校関係者以外の参加者も少なく、まだまだ、このプロジェクトへの関心が実際に森林学習を活用している層以外(学習をしたいと考えているができていない層に)広まっておらず、実際の学習実践学校の発表者たちの交流会という域を抜け出れてはいないようでした。 <各小学校の森林学習などの報告会について> 様々な地域性を感じられる興味深い内容でした。森林活用、里山再生、ビオトープなど広がりは、今の行政のテーマとする「フレーズ」をしっかり捕まえて、展開されており、林野庁も文部科学省も満足の内容だろうという感じでした。より小規模で森林(国有林や保全林)と近接した場所での実践が以前から注目され、多くの受賞歴のある学校も参加しており、その意味では、優等生たちの発表会という印象でした。 是非、社会科教育の「郷土教育」関連の関係者に見てもらいたいという気分でした。理科と連携できても、広く社会科と連携できたらもっと展開していくだろうという感想です。実際の第3部会で相模原市緑区若葉台の広陵小学校学校林プロジェクトの関係者とお話をする機会があり、郷土教育へと発展をするための提案を保全委員会のメンバーである、歴代のPTA会長へさせていただきました。後日、ご挨拶に伺う予定です。(以上) <日本植木協会の緑育出前授業について> 社団法人日本植木協会の「緑育」プログラムについて、事務局広報担当の河村様とMTGをし、実施小学校を増やすためのお手伝いをすることにしました。今後、各地域の小学校での需要の把握と同地区の会員とのつなぎ役をしていくつもりです。 |