【花と実を愛で、飾り、もてなす「守り人」プログラム】

●「育成の森」プロジェクトで進む、学内果樹園構想と日本庭園や万葉池、バラ園、椿園などや学内のここそこに「開花、結実する花や果実を愛でるとともに味わう」、「花や果実でもてなす」プログラムを開発します。

実際の学内調査の結果を踏まえて、何時、どんな花が開花し、どんな実が結実し、どんなもてなし方が可能かを設計していきます。

【2015年度・プログラム試験設計】

●第一弾●「花を愛でながら、その果実酒を味わう花酔い酒の会

<実施案>

場所:日本庭園

実施時期:日本庭園の植生調査後に決定。
>2〜3月の調査報告は、こちらから。

愛でる花:日本庭園の花「実際に咲いている花と生け花と育てる花」
日本庭園の花を中心に園芸華道部で生けた花と小金井の盆栽業者からの「木瓜の盆栽」(園芸品種)を観賞する


実施部隊:園芸華道部で若草研究室、20周年記念館、学長室、学生課の4ヶ所を候補に貸盆栽(小金井の盆栽業者より借り受ける)を展示し、その内容をプレート表示する

●広報課、学生課に依頼して、学内ニュースに掲載

味わう酒:その花、樹木の果実酒と季節の肴の酒宴
(果実酒は、将来的に「育成の森果実園」で育成して、果実酒づくりを目指すが、本年度は、果実酒専門家より調達した果実酒を利用<緑創の三上社長よりの提供受け、同時に果実酒づくり講座を第二弾として、夏に実施する計画を「園芸華道部」「学芸の森・守り人の会」「若草ガーデン」が協力して、設計する>)


●実施部隊:園芸華道部と学芸の森環境機構メンバーの有志が企画設計し、小金井市の教育委員長、経済課、保健課、商工会、トランジションタウン小金井の若草ガーデンWG代表や食育HP編集委員の方々を招いて、緑創の三上氏の協力の元、実施。


●第一回:「木瓜の会<春の宴>」を開催

4月〜5月頃を予定>花品種:木瓜(日本庭園植栽)と馬酔木、レンギョウ、日向水木、椿、レンテンローズなど

1)木瓜を知り、味わう

1)木瓜とは、その育て方、果実を知る:本サイトの研究カテゴリーより:こちらから。日本文化と木瓜、海外文化と木瓜のセミナーを若草研究室で28日火曜(臨時)に開催

2)木瓜、クサボケの果実酒を味わう(試飲会<開催日程未定>:主催は、学芸の森環境機構と鷲山名誉教授。三上常夫様提供の木瓜、クサボケ果実酒と肴、可能なら日本庭園デッキにて、試飲会を開催。不可能な場合は、若草研究室で日本庭園の木瓜の画像をバックに試飲会、お茶の会を開催)。

第一回:春編として、木瓜セミナーと生け花、盆栽の会
第二回:秋編は、クサボケ酒などの作り方講座など夏以降の講座推進会議も実施する

2)学芸の春の花を愛でる、飾り、もてなす

木瓜と同じ日本庭園に咲く花:馬酔木、レンギョウ、レンテンローズ、椿、日向水木など)の生け花、茶花講座(蜂谷講師による生け花講座。可能なら茶道部にも協力を依頼する)。

5月10日のサークルオリエンテーションと同じタイミングで園芸華道部紹介を基本に講義棟周辺にて開催。作品として、出来上がった生け花は、「20周年記念会館応接」「学長室」「若草研究室」「学生課」に1週間程度展示予定。>広報課にお願いして、学内ニュースに記事掲載

●参考生け花、茶花>以下に唐津徳利に「馬酔木」と「木瓜」の生け花例を紹介。

<唐津徳利に「馬酔木」と「木瓜」>


3)園芸種としての「木瓜(木瓜の盆栽)」の楽しみを知る


●小金井の盆栽農家、盆栽苑(日本盆栽協同組合東京支部会員の山中樹楽苑の山中保二氏の協力)からの木瓜の貸盆栽提供を受け、盆栽鑑賞会を開催。(20周年記念会館会議室:対象学内関係者と新入生)

参考資料:日本ボケ協会「日本のボケ」


4)文学と木瓜を知る、日本文化(海外文化)に踏み入る

●万葉集のあしびの歌などを学ぶ>万葉集では、「あしび」とされたものが「木瓜」とも解釈されている
●平安時代の最も古い本草書「本草和名」に初めて登場する「木瓜(もけ)」>こちらから。
●正岡子規の俳句(明治)に登場する木瓜の花
>参考資料:本サイト内の木瓜と文学の明治大正の俳句のコーナー:こちら)
●海外文化(文学作品など)と木瓜

●第二弾:9〜10月開催予定●「花を愛でながら、その果や花のスイーツや料理を味わう花と果実の宴と食育の会

●協力依頼先:フォレスト・マム(渋谷)、亀屋小金井本店、または東小金井亀屋支店、青木屋など

5)木瓜の管理と手入れの園芸推進計画づくり

●若草ガーデン、日本庭園での木瓜育成計画作成<栽培カレンダー設計と育成担当選任>


<実施案>

現在、作成中

<この項、続く>