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【花研究、樹木研究の過程での分類から】

本サイトの「花研究」や「樹木研究」を進めていく過程で、様々な学問的な植物分類を学びました。もちろん、歴史的な分類学体系の変遷などです。
しかし、より若い人たちに、「教育」という視点でこれらを教えていくときに、「より身近な視点からの区分けがもっと有効なのではないか」という考えが頻繁に湧き上がってきました。もちろん、地域、風土での区分は、そうした区分のひとつでもあります。

しかし、この思いは、
「種子たちの知恵〜身近な植物に発見」(多田多恵子著、NHK出版)や「雑草のはなし(田中修著、中公新書)」と出会って、より強くなりました。

花研究でもこうした書籍からの知恵は、大きく役に立って、様々な花、植物の知恵を学ぶきっかけともなりました。ただ、やはり、「種子」や「実」のその生き残る、生存のための形態、仕組み、知恵などは、まだ、十分に伝わりきらないのではないかという思いは残っていました。

本カテゴリーは、そんな思いを核に誕生しました。
このカテゴリーのサブカテゴリーに現れる区分は、主に、多田多恵子氏の著書「種子たちの知恵」のものです。もちろん、種子より、実、果実という側面での不足分は、提携サイトである「Plants Laboratory Network」(こちらから)の栽培植物に関するコンテンツとも連携して、述べていきたいと考えています。
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