<Wikipediaより、転載>

ホタルブクロ(蛍袋、Campanula punctata Lam.)とは、キキョウ科の多年草。初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。

【特徴】

開けたやや乾燥した草原や道ばたなどによく見られる草本で、全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。暑さには弱い一方、日陰でもよく育つ。
山間部では人里にも出現する野生植物であるが、美しいので山野草として栽培されることも多い。花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多い。

【分類】

変種

ヤマホタルブクロ 学名、Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi
ホタルブクロの変種で、山地に多く生育する。ほとんど外見は変わらないが、萼片の間が盛り上がっている。一方、ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片がある。

近縁種

園芸植物として親しまれているカンパニュラ(つりがねそう)は、同属植物で、主に地中海沿岸地方原産の植物を改良したものである。

【名称】

和名は、子どもが本種の袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来する。

■画像■


<転載、以上>

●その他の情報
<やさしいエンゲイ他から、以下に転載します>

別名:トーローバナ、チョウチンバナ、チョウチン、フクロバナ、ツリガネソウ

近縁種:

イシダテホタルブクロ〔var. kurokawae〕

徳島県石立山に産する固有の変種です。草丈が10cm程にしか伸びない極矮性種です。花は淡いピンクで紫色の斑点が細かく入ります。

シマホタルブクロ〔var. microdonta〕

伊豆七島から関東地方の太平洋岸に分布します。花は白で大きさはやや小さく、茎や葉など全体に毛が生えないもしくは少ないです。
このほかにも、花の色が濃いものや花びらが深く切れ込む園芸品種があります。
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