<みんなの趣味の園芸より、転載>

サザンカ(C. sasanqua)から作出された園芸品種群のほか、現在サザンカの園芸品種とされているカンツバキ(サザンカ‘獅子頭’=C. sasanqua ‘Shishigashira’)を中心に作出された品種群、ツバキとサザンカの交雑種のハルサザンカ(C. × vernalis)から作出された品種群も合わせて、3つの園芸品種群として扱われています。

主な園芸品種

‘桜月夜’(さくらづくよ)
Camellia sasanqua ‘Sakura-zukuyo’
サザンカ系園芸品種群の1品種で、ピンク色の半八重の花が咲く。

‘七福神’(しちふくじん)
Camellia sasanqua ‘Shichifukujin’
サザンカ系園芸品種群で古くから関東地方で栽培されてきた。濃桃色の半八重大輪。木は立ち性で非常に花つきがよい。花期は10月から11月。

‘丁字車’(ちょうじぐるま)
Camellia sasanqua ‘Choujiguruma’
サザンカ系園芸品種群。紅色ぼかしの一重唐子咲き小輪。関西地方で古くから栽培されてきた。別名「金采」。花期は10月から12月。

‘獅子頭’(ししがしら)
Camellia sasanqua ‘Shishigashira’
カンツバキ系園芸品種群の多くの交配親となった品種。濃いピンク色の八重咲き。

‘富士の峰’(ふじのみね)
Camellia sasanqua ‘Fuji-no-mine’
カンツバキ系の園芸品種で、千重咲き中輪。木は立ち性。白花品種では古くから最も多く利用されてきた。花期は11月から1月。

‘朝倉’(あさくら)
Camellia × hiemalis ‘Asakura’
カンツバキ系園芸品種群の八重〜獅子咲き中輪。白色で外弁にほんのりと淡紅色が入る。花期は10月から11月。

‘鎌倉絞’(かまくらしぼり)
Camellia × vernalis ‘Kamakura-shibori’
ハルサザンカ系園芸品種群の1品種。赤地に白斑の入った一重小輪の花が咲く。

‘笑顔’(えがお)
Camellia × vernalis ‘Egao’
ハルサザンカ系園芸品種群。福岡県久留米地方から普及した濃桃色の八重咲き大輪で、白斑の入る系統もある。花期は11月から3月。

<転載、以上>

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