<Wikipediaより、転載>

トモエソウ(巴草、学名:Hypericum ascyron)は、オトギリソウ科オトギリソウ属 の多年草。

【特徴】

茎は、高さ50-130cmくらいになり、直立し、分枝する。葉は茎に対生し、形は披針形で葉の基部は茎をなかば抱く。花期は7-9月で、径5cm、花弁5個の大きな黄色の花を茎や枝の先につける。花は巴形のゆがんだ形をしており、和名の由来となっている。花の中心に雌蕊があり、花柱の先が5裂して反り返る。その周りには多数の雄蕊があり、5束に分かれる。

【分布と生育環境】

日本では、北海道、本州、四国、九州に、アジアでは、朝鮮、中国、シベリアに広く分布し、山地や河川敷の日当たりのよい草地に自生する。

【変種】

変種に、小型のヒメトモエソウ(ススヤトモエ)(var. brevistylum)、大型で、九州の山地や朝鮮、中国東北部に自生するオオトモエソウ(コウライトモエソウ)(var. longistylum)がある。

<転載、以上>

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トモエソウ(Hypericum ascyron)