<Wikipediaより転載>

マサキ(柾、正木、学名: Euonymus japonicus)は、ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。別名、オオバマサキ、ナガバマサキ、コバマサキ、ボウシュウマサキ、ヤクシママサキ。

【和名】
マサキ(柾、正木)
オオバマサキ
ナガバマサキ
コバマサキ
ボウシュウマサキ
ヤクシママサキ

【英語名】

Japanese spindle

特徴

樹高は1-5mになる。若い茎は円く、緑色。

葉は、短い葉柄をもって対生し、葉身は倒卵円形から楕円形で、長さ3-8cm、幅2-4cmになり、厚く革質で、強いつやがある。葉先は鋭頭で、基部は円形からくさび形、縁には低い鋸歯がある。斑入りのものもある。

花期は6-7月。今年枝の上部の葉腋から、集散花序を付ける。花は黄緑色で小さく、目立たない。

秋に果実が熟すと、裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子があらわれる。

マサキの葉を餌とする昆虫としては、ハチによく似たガの一種であるミノウスバが目立つ。晩秋に羽化して、昼間に飛び回り、先のほうの細い枝を取り巻くように卵塊を産みつけ、翌春孵化した幼虫は、集団のまま膨らみつつある新芽に食い込む。少し大きくなると、成長した葉も集団で蚕食するので、部分的に葉が食い尽くされて食害箇所がよく目立つ。

分布と生育環境

中国、朝鮮半島、日本(北海道南部以南、本州、四国、九州、沖縄諸島、小笠原諸島)に分布する。

海岸近くの林に生育する。

利用

刈り込みに強く、密生することから、生け垣や庭木としてもよく用いられる。

【画像】(大阪府、2006年12月2日)


<転載、以上>
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