Wikipediaには、それほど多くの情報(出典未記載)が掲載されていません。

<Wikipediaより、転載>

ユキヤナギ(雪柳、学名:Spiraea thunbergii)は、バラ科シモツケ属の落葉低木。別名にコゴメバナ、コゴメヤナギなど。

英語名:Thunberg's meadowsweet

春に小さい白い花を咲かせる。中国原産という説もあるが、日本原産であると考えられている。

特徴

手を掛けなくても成長し、大きくなると1.5mほどの高さになる。地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつける。花は、3月から5月にかけて、5弁で雪白の小さなものを枝全体につける。そのさまから和名がついた。

公園や庭先でよく見かけるが、自生種は石川県で絶滅危惧I類に指定されているなど、地域的には絶滅が危惧されている。

<転載、以上>

園芸種としては、公園などに良く植栽されているので、以下に園芸関連の情報として、やさしいエンゲイよりの情報を転載しておきます。

<やさしいエンゲイより、転載>

ユキヤナギとは

日本や中国に分布する落葉性の低木です。株元から枝をたくさん出してわさわさと茂ります。緩やかなアールを描きながら長くしなやかに枝垂れる枝と株を被うほど咲く白い花が特長です。

丈夫で適応力が強く病害虫が少ない、春に咲く花がきれい、比較的場所をとらずにまとまりがよいなど利点が多く、古くから庭園や生け花に利用されてきました。今でも公園などで広く植えられており、切り花としても普及しています。

枝が弓状に湾曲して真っ白い花を咲かせるのでユキヤナギ(雪柳)の名前があります。ヤナギのように枝が枝垂れると言うだけで、ヤナギの仲間ではありません。
中国名は「噴雪花」、名前の通り満開時は株全体が雪をかぶったように花で埋まります。岩肌や岩の裂け目などに生える様から、昔は「岩柳」とも呼ばれたようです。

花は4月頃が見頃で、葉が出る直前〜同時期に咲きます。大きさは7mm〜8mm程度、色は純白で枝を埋めるほどびっしりと咲きます。葉は長さ2〜3cmの先端が尖ったタマゴ型で上半分の縁にはぎざぎざが入ります。花後に若い枝が出てきて、秋頃まで枝分かれしながら伸びていき、その枝に翌春花が咲きます。晩秋には葉が黄色〜赤に色づいて落葉します。

切り花用の品種に蒲田早生、蒲田高性、蒲田早生から質のよいものを選抜した小雪などがあります。庭木向きにはつぼみが紅色で開くと淡いピンクになる’フジノピンキー’や若葉が黄金色で美しい’黄金ユキヤナギ’などがあります。


<転載、以上>
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ユキヤナギ(Spiraea thunbergii)