<Wikipediaより、転載>
モミ(樅、学名:Abies firma)は、マツ科モミ属の常緑針葉樹である。日本に自生するモミ属で最も温暖地に分布し、その北端は秋田県、南端は屋久島に達する。
【特徴】
樹高は40mにも達するものもある。モミ属全般に樹皮が白っぽい灰色である樹種が多いが、モミの樹皮はかなり茶色がかっている。
日本に自生するモミ属では最も葉が大きくて硬い。若枝には軟毛が生える。葉は細くて固い針状で、先端は二叉して鋭く尖るが、老木では先の丸まった葉をつける。球果は10 - 15cmと大柄で、はじめ緑色、10月頃成熟すると灰褐色になる。成熟すると鱗片が脱落するので、松かさの様にそのままの姿で落下することはない。リスなどがその種子を好んで食うので、樹下に青い鱗片が集まって落ちているのを見ることがよくある。
【分布】
ツガとともに照葉樹林帯で広葉樹に混じって生育するが、照葉樹林帯と落葉広葉樹林帯の中間地帯には、往々にして高木にモミとツガが優占する森林が成立することがあり、これを中間温帯林と称する場合もある。東京近辺の高尾山には、モミの密生する地域があり、またケーブルカー高尾山駅の周辺でモミの大木を見ることができる。紀伊半島などではトガサワラも混成する。
<転載、以上>
和名の由来:
朝鮮半島にある同属のトウシラベの、朝鮮語名ムンビ(紋桧)が変化したとされる。他に、信仰の対象としての、オミノキ(臣の木)が転じたとする説がある。
◆樹皮◆
樹皮は壮齢で灰色、老木で暗灰色、鱗片状に浅く割れて剥げる。
材は柔らかいため、柩などに用いられる。汚染大気に弱いとされる。
◆葉◆
◆全形◆
モミ(樅、学名:Abies firma)は、マツ科モミ属の常緑針葉樹である。日本に自生するモミ属で最も温暖地に分布し、その北端は秋田県、南端は屋久島に達する。
【特徴】
樹高は40mにも達するものもある。モミ属全般に樹皮が白っぽい灰色である樹種が多いが、モミの樹皮はかなり茶色がかっている。
日本に自生するモミ属では最も葉が大きくて硬い。若枝には軟毛が生える。葉は細くて固い針状で、先端は二叉して鋭く尖るが、老木では先の丸まった葉をつける。球果は10 - 15cmと大柄で、はじめ緑色、10月頃成熟すると灰褐色になる。成熟すると鱗片が脱落するので、松かさの様にそのままの姿で落下することはない。リスなどがその種子を好んで食うので、樹下に青い鱗片が集まって落ちているのを見ることがよくある。
【分布】
ツガとともに照葉樹林帯で広葉樹に混じって生育するが、照葉樹林帯と落葉広葉樹林帯の中間地帯には、往々にして高木にモミとツガが優占する森林が成立することがあり、これを中間温帯林と称する場合もある。東京近辺の高尾山には、モミの密生する地域があり、またケーブルカー高尾山駅の周辺でモミの大木を見ることができる。紀伊半島などではトガサワラも混成する。
<転載、以上>
和名の由来:
朝鮮半島にある同属のトウシラベの、朝鮮語名ムンビ(紋桧)が変化したとされる。他に、信仰の対象としての、オミノキ(臣の木)が転じたとする説がある。
◆樹皮◆
樹皮は壮齢で灰色、老木で暗灰色、鱗片状に浅く割れて剥げる。
材は柔らかいため、柩などに用いられる。汚染大気に弱いとされる。
◆葉◆
◆全形◆
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