【有吉佐和子の「木瓜の花」】
「木瓜の花」は、
1972年6月から、1973年5月まで「読売新聞」に連載された新聞小説。『芝桜』の主人公、正子と蔦代のその後を描いた作品。
旅館の女将として堅実な仕事に精を出し、幸せをつかもうと健気に生きる正子の姿が胸に迫る。トラブルメーカー蔦代も健在である。その蔦代が頻繁に旅館に持ち込むものとして「木瓜の花」の盆栽が登場する。
木瓜の盆栽は、盆栽としても良く知られている樹種。現在もボケ栽培と盆栽は密接に結びついている。
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明治大正の文学と木瓜
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文学作品と木瓜、木瓜の花
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