【アサクラザンショウ(f. inerme)】
刺がほとんど無く、果実が大きく、芳香が強い。和名は、但馬の朝倉山で発見されたことから。
●サラクラザンショウ(朝倉山椒)の名前の由来<「植物研究雑誌(牧野富太郎著/1928)」>
「但馬(たじま)養父(やぶ)郡朝倉の郷と云う處(ところ)があって、一郷に七ヵ村があり、その内に今滝寺村があり、その村の今滝村という寺の裏山の絶壁上によく繁茂したサンショウがあって、この枝を接穂として接木し、これが世間に広まった。そのため、朝倉の郷の名をとり、アサクラザンショウとなった」という説明を、但馬(兵庫県北部)出身の江戸の医者の話から
アサクラザンショウは、果実が大きく良く発芽するが、発芽した木は刺のあるサンショウになり、アサクラザンショウを増やすには、サンショウかイヌザンショウの実生に接木して栽培する
【ブドウサンショウ】
アサクラザンショウから派生したもので、果実・果穂が大型。
【ヤマアサクラザンショウ(f. brevispinosum)】
刺が短い。
【リュウジンサンショウ(f. ovalifoliolatum)】
葉が広卵形で先がやや丸い。
刺がほとんど無く、果実が大きく、芳香が強い。和名は、但馬の朝倉山で発見されたことから。
●サラクラザンショウ(朝倉山椒)の名前の由来<「植物研究雑誌(牧野富太郎著/1928)」>
「但馬(たじま)養父(やぶ)郡朝倉の郷と云う處(ところ)があって、一郷に七ヵ村があり、その内に今滝寺村があり、その村の今滝村という寺の裏山の絶壁上によく繁茂したサンショウがあって、この枝を接穂として接木し、これが世間に広まった。そのため、朝倉の郷の名をとり、アサクラザンショウとなった」という説明を、但馬(兵庫県北部)出身の江戸の医者の話から
アサクラザンショウは、果実が大きく良く発芽するが、発芽した木は刺のあるサンショウになり、アサクラザンショウを増やすには、サンショウかイヌザンショウの実生に接木して栽培する
【ブドウサンショウ】
アサクラザンショウから派生したもので、果実・果穂が大型。
【ヤマアサクラザンショウ(f. brevispinosum)】
刺が短い。
【リュウジンサンショウ(f. ovalifoliolatum)】
葉が広卵形で先がやや丸い。
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登場する文献ー概要 |
風土区分;日本 |