<フィールドベスト図鑑「日本の桜Vol.10」より転載>

陽光(Cerasus'Yoko' JPPBR 147)

■花弁数:5枚
■花径:3.8〜4.6cm

愛媛県の高岡正明氏により、「寒緋桜」に「天城吉野」を交配して作られた栽培品種。1981年に育種法(種苗法の間違い)による品種登録が行われた(1999年期間満了)。
「天城吉野」は遺伝研の竹中要がオオシマザクラにエドヒガンを交配して作った個体。「染井吉野」の開花期に大輪で紅色の花が咲くので、人目を良く引く。萼片には鋸葉はないが、小花柄には「染井吉野」のように毛がおおい。若芽は緑褐色で花のあとから伸びる。


<転載、以上>

●種苗法や品種登録について
本サイトのこちらのカテゴリーをご覧ください。
*陽光の農林水産省の品種登録データべースにある登録情報(上記のJPPBR 147が同登録番号です)は、こちらをご覧ください。

●葉について
葉の先は尾状に尖り、縁には重鋸歯があり、表面は濃緑色で艶があり、毛は生えていません。
葉の裏面は淡い緑色で艶はなく、葉脈上に毛が生えています。

●別名について
「紅吉野」と呼ばれることもあります。

●陽光桜の関連情報サイト:

1)陽光桜の物語サイト
2)NPO法人 日本さくら交流協会:陽光桜の植樹事業を行っている団体
3)映画「陽光桜」の公式サイト
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