小中学校のクラブ活動で「園芸クラブ」で園芸文化に興味をもってもらうためには、どのような方法があるでしょうか?

これといった基本的なものはないように思います。実際の学校に伺って、指導教諭と生徒自身の興味対象を知り、それに合わせた形でしか、興味を持ってもらうことはできないように思われます。

ただ、事前に実際の「園芸クラブ」というクラブ活動がどんなものであるのかは、充分に理解しておく必要があるように思います。

この章では、小中学校の園芸クラブ、園芸部の今を発見することを目的にしました。

まずは、一般論として、
学校の園芸クラブ、園芸部というものは、自分の経験に照らし合わせてみると、その大部分が、
「花の栽培」=「校庭への花壇づくり」活動に終始する傾向にあるのではないでしょうか?

もちろん、そうした活動自体は、季節の花とその生育過程を学習する、さらには学校という学習環境づくり(自然環境)ということに目的があるのは良くわかります。きれいな花壇を嫌う人などいないでしょう。

ただ、その結果、花づくりが好きで好きでしょうがないという生徒以外は、毎日の手入れや世話が辛くて、止めてしまうという生徒もでてくるのでは?
そうしたことで、徐々に参加人数(部員)が減ってしまい、クラブの存続が困難になり、消滅するということもあるのではないでしょうか?

**Yahoo知恵袋にこんな質問と答えが掲載されていました。

生育を楽しませるためには、「習慣づけ」「観察日記が一番」とおっしゃる先生もいらっしゃいますが、要は、ひとりひとりの子どもの興味をどのように醸成するかという課題のような気がします。

では、実態調査をしてみましょう

このサイトでは、実際のWeb上で様々な園芸部の情報を収集してみたいと考えています。もころん、訪問してヒアリングするのも一つですが、活発な活動の園芸クラブほど、Webなどを活用して、発信しているような気がします。先ずはWeb検索をして、今の各学校での園芸クラブや花壇づくりなどの生の情報を収集してみようと思います。
もちろん、指導教諭の方々のご意見(忙しさという背景やクラブと生徒の指導に対する考え方)も伺う必要があります。そんなサイトも捜してみようと思います。

次章、「その2:Webで発見した学校園芸部活動」では、実際のWeb上で発見した「学校園芸クラブ」の情報を掲載していきます。

<この項、了>
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