「森の学校」から始まった試み

農林水産省の林野庁が林業行政を展開するなかで、森林教育のひとつとして、1980年に開始したのが、「森の学校」です。

詳細は、こちらの公式サイトから、ご覧いただけます。

<上記、公式サイトより、概要を転載>

「がっこうの森」プロジェクト

学校の森は1980年代後半、長岡市の川崎小学校で始まりました。学校敷地内で地域の人と共に、その地域本来の植生に基づいた森をつくることで、学校、親、地域、そして自然とのつながりを気付かせる教育実践として注目を集めました。県内はもとより、全国、海外にも広がり、今や韓国では国を挙げた運動に発展しています。少子高齢化や学校統廃合、地域と学校の協働など今日的な課題から学校の森を捉え直し、その意義を広く共有しながら発祥地にふさわしい「新潟モデル」を再構築すること。それが「がっこうの森」プロジェクトの目指すところです。

<転載、以上>

「学校の森・子どもサミット」へと発展する

また、この活動は、林野庁の支援で、続けられ、現在では、「学校の森・こどもサミット」へと継承されています。林野庁のサイトでは、
「「学校の森・子どもサミット」は、平成19 年度から開催されてきた「学校林・遊々の森」全国子どもサミットを発展させたもので、全国から集まった子どもたちが学校林や「遊々の森」等をはじめ、身近な森林を活用した体験活動や教育活動、森林づくりの夢について発表するとともに、先生方の間で、こうした活動を学校教育において広げていくための意見交換を行うものです。
これらの取組を通じ、子どもたちの「生きる力」を育む森林環境教育の活動の輪を全国に広げていくことを目的としています。」と説明されています。

現在の活動の詳細は、こちらの林野庁のサイトにあるコーナーこちらの「学校の森・子どもサミット」の公式サイトをご覧ください。
2014年10月現在、ようやく、同サイトでの最新のサミット報告が掲載されました。こちらから、ご覧ください。

この平成26年度の8月5日開催のサミットでの全国区各地の小学校の報告や分科会のレポートは、別な機会、地域での展開事例などでご紹介する予定です。
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