トップ  >  「大人への社会教育」として、郷土・植木・園芸文化教育  >  現状の社会教育制度とその現状を知り、将来への課題を導き出す  >  行政の活動を知る:その2 文部科学省における「平成24年度「社会教育による地域の教育力強化プロジェクト」における実証的共同研究の現状
【平成24年度「社会教育による地域の教育力強化プロジェクト」における実証的共同研究を概観する】

実際、平成24年度には、政府の補助金による地域の教育力強化が課題とされ、様々なプロジェクトが政府により、選定、支援され実施されました。
小金井でも学芸大学のこども未来研究所のプロジェクトなどが選定され、補助金が拠出されました。小中学校との連携では、三鷹で「みたかスクール・コミュニティ・サポートネット」の活動などが採択されたようです。
それらの詳細は、
文部科学省のこちらコーナーから、ご覧いただくことができます。

主に以下の5項目に絞り込まれ、
同様の課題を有している他の地域の参考となるような取組となるよう、23の採択団体と共同で事業の実施を行っていくという方針だったようです。

1)環境教育
2)人権教育
3)高齢者支援
4)学校と地域の総合的な活性化
5)地域におけるネットワーク化・人材養成手法の開発


これらのプログラム詳細は、こちらのプログラム一覧PDF資料(平成24年度)をダウンロードして、ご覧ください。


【放課後こどもプランへ】

現在、こうした社会教育の試みは、「放課後こどもプラン」に受け継がれ、実践されるようになっています。
詳細は、文部科学省が推進するこちらのプロジェクトで見ることができます。
実際、小金井でも生涯教育課などが補助、支援をして、小学校の放課後スクールを高齢者が支援する試みなどに繋がっているようです。

実態としては、国が補助金を拠出して、実際の放課後教室の実施などは、地域に実施本部とそれぞれの地域の学校に任せきっているというのが実態のようです。文部省としては、こちらの実施概要資料にあるようにその全国的な実施規模でその活動を示しているに過ぎません。

実際の実施例としては、各地からの報告として、様々な実例が紹介されているので、是非、上記サイトをご覧ください。
一例として、荻窪のコミュニティスクールを運営していくための「地域特性を活かした学校運営協議会の作り方」という各種競技会の運営手法アイデアをまとめた研究報告をご紹介します。こちらをご覧ください。

<この項、了>
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