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現在の地図で古墳の場所、全体像を知る

関東・東京エリアにはどんな古墳群があるのでしょう。
全体を鳥瞰したり、現在の地図で、どこに古墳があるかは、「古墳マップ」がその全体を概観するには、便利でしょう。

それぞれの古墳群を地図上で概観することができます。

関東の古代の墓制

関東の墓制は、四世紀から六世紀が前方後円墳期、七世紀が横穴古墳期、八世紀が火葬に分かれる。

首長層が前方後円墳を造営し、首長連合の構成員であることを示し、政治連合の秩序と維持をはかったと思われます。

横穴古墳は丘陵などの斜面や崖面を横穴状に掘った家族墓で古墳時代後期から奈良時代に造られ、吉見百穴横穴墓群が知られています。
仏教が普及し始めると、首長たちは、古墳に変わり、氏寺や神社を建立することで、その地位を誇示するようになります。

【主要な古墳】

武蔵の首長の拠点は、四世紀から、六世紀へとその地域を南武蔵から北武蔵に移ったことを以下のようにそれぞれの古墳が示しています。


<四世紀>
◆南武蔵地域◆

芝丸山古墳(芝公園、前方後円墳、規模:全長106m)>詳細は、提携先サイトのこちらのコンテンツをご覧ください。
宝莱山ほうらいざん古墳(多摩川台公園、前方後円墳、全長97m)
亀甲山かめのこやま古墳(多摩川台公園、前方後円墳、全長107m)

<五世紀>
◆南武蔵地域◆

野毛大塚古墳(玉川野毛町公園、帆立貝式古墳、全長82m)

◆北武蔵地域◆
埼玉さきたま古墳群

<五世紀後半〜六世紀>

稲荷山古墳(前方後円墳、120m)
丸墓山古墳(円墳、105m)
二子山古墳(前方後円墳、138m)

こうした東京都の古墳群とその時代背景についての研究は、提携サイトの
こちらのカテゴリーをご覧ください。
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