【紡績機械の部品としての利用】

イヌシデ材は、その木材としての特性が固く、強固であるために、紡績機械の木管(糸を巻き取る芯)を作るのに利用されたようです。
ただ、プラスチックの登場とともに利用されなくなりました。使われなくなった木管は、硬い木でもあり、そのまま捨てるのではなく、拍子木にするとよい音を出すといわれ、その形のまま、拍子木として利用されたこともあるようです。

詳細は、調査してみたいと思います。


【シイタケの原木としての利用】
また、農林業では、シイタケのほだ木(原木)に適するとされていました。この点も調べていきます。
原木として、最適な樹種は、「ブナ」のようですが、東北地方以外では入手が困難で、関東以南では、「イヌシデ」が好まれるようです。その理由は、

1)心材がなく無駄なく使える点
2)成長が早く、「花ふるい」の多さや、落葉の多さ、成長の早さで、一般人には嫌われ、伐採して、原木に提供されやすい点


があるようです。
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