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<Wikipediaより、転載>

スイカズラ科(すいかずらか、Caprifoliaceae)は双子葉植物の科で、スイカズラのほか、花を観賞するアベリア、タニウツギや、庭木にするサンゴジュ、果実を食用にするハスカップ(クロミノウグイスカグラ)、ガマズミ、ニワトコなどを含む。多くは木本で一部はつる性あるいは草本。16属 500種前後からなり、北半球温帯、特に東アジアと北米に多い。
最近の研究で従来のスイカズラ科はいくつかの系統(大部分がマツムシソウ目に入る)に分かれることが明らかになった。新しいAPG分類体系では、CarlemanniaとSilvianthusの2属をCarlemanniaceae(カールマニア科:シソ目)に、ニワトコ属とガマズミ属をレンプクソウ科(マツムシソウ目)に移している。その他は狭義のスイカズラ科と、リンネソウ科、タニウツギ科に分ける(これらにマツムシソウ科やオミナエシ科を加えれば単系統にまとまるので、それをスイカズラ科としてもよい)。

【分類】

従来のスイカズラ科は以下に示す各属からなる。
(狭義スイカズラ科)
Leycesteria

スイカズラ属 Lonicera - スイカズラ、ハスカップ
Heptacodium
Symphoricarpos

ツキヌキソウ属 Triosteum
(以下は新分類でタニウツギ科 Diervillaceae)
Diervilla

タニウツギ属 Weigela - ニシキウツギ、ハコネウツギ、ウコンウツギ
(以下は新分類でリンネソウ科 Linnaeaceae)

ツクバネウツギ属 Abelia - アベリア

イワツクバネウツギ属 Zabelia

ショウキウツギ属 Kolkwitzia

リンネソウ属 Linnaea
Dipelta
(以下は新分類でレンプクソウ科 Adoxaceaeへ移す)

ニワトコ属 Sambucus

ガマズミ属 Viburnum - ガマズミ、サンゴジュ、オオデマリ
(以下は新分類でCarlemanniaceaeへ移す)
Carlemannia
Silvianthus

<転載、以上>
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「スイカズラ科」研究