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【ミズトンボ属・ハベナリア】

ラン科の植物に詳しいサイト「四国の野生ラン」は、こちらから。

<上記、「四国の野生ラン」のサイトより、転載>

学名を Habenaria (ハベナリア) という。

分布

この属は、世界的にはおよそ900種が分布する。熱帯アフリカ、南米ブラジル、アジアが主であるが、その分布域は広い。

ヨーロッパ・・・・・・・・2 種
アフリカ・・・・・・・323 種
温帯アジア・・・・・89 種
熱帯アジア・・・・217 種
オーストラリア・・・22 種
太平洋諸島・・・・・10 種
北アメリカ・・・・・・72 種
南アメリカ・・・・・239 種
(注)Kew WRLD CHECKLIST による。「種」には変種なども含まれる。


日本には、次のような種が自生する。四国で確認されているものには赤い点をつけた。

ムカゴトンボ H. flagellifera
ヒゲナガトンボ H. flagellifera var. yosiei
イヨトンボ H. iyoensis
ナガバサギソウ H. stenopetala
ナメラサギソウ H. pantlingiana
ミズトンボ H. sagittifera
オオミズトンボ H. linearifolia
オゼノサワトンボ H. linearifolia var. brachycentra
ダイサギソウ H. dentata
サギソウ H. radiata
イトヒキサギソウ H. polytricha
なお、ムカゴトンボなどはムカゴトンボ属 Peristylusとする説もある。

生態・形態

地下の塊根から茎をだし、線状の葉を数枚つける。茎の上部に数個の花〜総状の多数の花をつける。
唇弁は変化があり面白い形のものが多い。

<転載、以上>
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