<Wikipediaより、転載>

ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽、学名:Lonicera gracilipes var. gracilipes)はスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。

【特徴】

樹高は3mに達する。枝には葉柄や花柄とともに毛があり、腺毛が混じることがあり、中実で髄は白色になる。葉は長さ3-5mmの葉柄をもって対生する。葉身は広披針形から卵形で、長さ3-8cm、幅1.5-5.5cm、葉の先端は短くとがり、基部はくさび形になる。縁は全縁。
花は4-6月に、葉の展開より先に、または同時に咲く。葉腋から長さ1-2cmになる細長い花柄を出し、長さ2-8mmの苞をつけ、先端に1花、ときに2花を下垂する。 花冠はバラ紅色で、長さ12-20mmの漏斗状になる。子房は1個で2室ある。雄蕊は5本あり、花冠より短い。果実は長さ10-15mmになる広楕円形の液果になり、6-7月に紅熟する。果実は食用となる。

【分布と生育環境】

日本固有種。本州の中西部、四国および九州に分布し、山地に生育する。
果実は広楕円形の液果になり、6-7月に紅熟する。

【変種および品種】

毛や腺毛の有無など変化が多く、次のように区分されるが、その中間型もある。

ウグイスカグラ Lonicera gracilipes Miq. var. glabra Miq. -茎から花まで無毛であるもの。本州、四国の山地に分布する。古くから栽培もされてきた。

シロバナウグイスカグラ Lonicera gracilipes Miq. var. glabra Miq. f. albiflora (Maxim.) Rehder -ウグイスカグラの白花品種。

ミヤマウグイスカグラ Lonicera gracilipes Miq. var. glandulosa Maxim. -若枝、葉柄、花柄、子房に腺毛が多いもの。本州の日本海側、四国、九州の山地に分布する。

<転載、以上>
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ヤマウグイスカグラ(Lonicera gracilipes var. gracilipes)