<Wikipediaより、転載>

セツブンソウ(節分草、学名:Shibateranthis pinnatifida Maxim.)は、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。古名は、イエニレ(いへにれ、家楡)、漢名には菟葵・莃が当てられるが、中国語では別の植物を指す。

【特徴】

高さ10cmほど。花期は2-3月で直径2cmの白い花を咲かせる。花弁に見えるのは萼片である。

和名は、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからついた。可憐な花は人気が高く、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。 節分草の自生地として有名な場所は、埼玉県小鹿野町(旧両神村地区)、栃木県栃木市(星野の里)、広島県庄原市(旧総領町地区)などがある。

花びらの先が2裂し、裂片の先端が蜜腺になっている。

【種の保全状況評価】
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)

2007年8月レッドリスト。以前の環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)

◆画像◆


<転載、以上>
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セツブンソウ(Shibateranthis pinnatifida Maxim.)