<Wikipediaより、転載>

シナミザクラ(支那実桜、学名:Prunus pseudo-cerasus Lindl.)はバラ科サクラ属の植物。桜の一種。
名の通り、中国原産であり、実は食用になる。別名としてカラミザクラ(唐実桜)、暖地桜桃などの名前を持つ。雄蕊が長い。中国では桜桃と呼ばれる。

【特徴】

花期は早く、3月上旬からとなる。このため、花が咲いているときにはまだ葉が生えていないことも多い。花は五枚一重で直径は2cm程度と小輪。花の色は白から若干紅色を帯びる程度。ひと房に2輪か3輪の花を咲かせ、実もこれに準じ、二つがひと房になっていることが多い(自家受粉する)。雄蕊が長いのが特徴。花びらは180°近くに開く。

樹木としては小高木程度で大きさは10m以内に収まる。木の表面は灰色じみた褐色であり、枝を多く伸ばす傾向がある。枝は横に伸び若干下向きになっている。葉は深く鋸歯のようになっている。

【食用】

実は食用になることが知られている。大きさは1.5cm程度であり、始めは緑色で徐々に黄色を経て赤く熟する。現在、食用種としてはセイヨウミザクラが使われることが多い。佐藤錦などの種もセイヨウミザクラを改良したものである。これはシナミザクラは若干酸味が強いためである。

<転載、以上>
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シナミザクラ、カラミザクラ(Prunus pseudo-cerasus Lindl.)