<みんなの花図鑑より、転載>


リナリア・ビパルティタ(Linaria bipartita)

【花の特徴】

茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青や紅紫色をした唇形の花をたくさんつける。

本種やマロッカナ種(Linaria maroccana)をベースにした種間交配が盛んに行われ、花の色も赤、ピンク、紅紫色、黄色、白など多彩である。


【葉の特徴】

葉は幅の狭い披針形で、互い違いに生える(互生)。

【実の特徴】

花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

【この花について】

[size=medium]その他
最新の分類体系ではオオバコ科とされる。

学名はリナリア・ビパルティアである。
属名のリナリアの名で流通している。

和名は紫海蘭(ムラサキウンラン)という。
別名は姫金魚草(ヒメキンギョソウ)という。
一般的には、この名前のほうが通りがいいかもしれない。

属名の Linaria はギリシャ語の「linon(アマ、亜麻)」からきている。全体が似ているということで名づけられた。アマ、亜麻についての情報を見る
種小名の bipartita は「二つに深く分かれた」という意味である。

開花時期3〜7月

花の色白、黄、ピンク、赤、紫

名前の読みりなりあ(ひめきんぎょそう)

分布
原産地は地中海沿岸地方
日本へは明治時代の末期に渡来
現在は逸出したものが野生化

生育地庭植え、花畑 線路沿い

植物のタイプ一年草

大きさ・高さ15〜40cm

学名Linaria bipartita
分類オオバコ(ゴマノハグサ)科 ウンラン属

■花の画像■



<転載、以上>
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リナリア・ビパルティタ(Linaria bipartita)