【教育の楽しさ、素晴らしさを実践する「学芸の森」を活用した様々な教育を摸索する」】

B-1)教育(幼稚園・小学校・中学校・大学・地域住民などを対象)素材としての「学校の森(学芸の森)」を考える

附属幼稚園、小学校、中学校などの学校授業や地域の住民を対象とした社会教育などに前章の1)〜4)までの研究内容をより、具体的に教育(郷土教育や環境教育、歴史教育など多様な科目での教育)プログラムとして、設計し、教育学部ならではのモチーフとしての「学芸の森」利用を立案し、研究、実践する。

具体的には、小中学校などでの実験授業、倶楽部活動支援、地域連携コミュニティスクールなどの実践にモチーフとして、利用するような試み=広範囲な学外との連携を推進する活動を立案する。

<立案・実践例>

●B-1-1:小学校への実験授業:生活科、社会科における「郷土教育展開」

●B-1-2:小中学校の理科、家庭科、美術の授業などで利用可能な「学芸の森」の植栽情報をまとめる

●B-1-3:小中学校・大学の倶楽部活動支援:園芸部、華道部、茶道部、料理部、小金井応援部、スポーツ教育支援部など、各種の倶楽部運営を補助し、小中学校の倶楽部活動の楽しさを促進するプログラムを設計する

●B-1-4:地域連携コミュニティスクール:市内各エリアの小中学校を拠点に同地域住民や小中学校のPTAなどの教育参加を促す放課後スクールなどを推進するための支援方法を設計する。(貫井エリアをモデルケースに)
(展開テーマ案:地域活性化、食育、オープンガーデンなど)



B-2)図書館による教育支援活動を大学図書館・附属学校司書部会を核に市立図書館などとも協力して設計・摸索する

前章の各プロジェクトでの図書館の利用方法や蔵書計画、司書による授業やセミナー支援計画などを設計し、実践する。

●B-2-1:大学と附属小中学校の図書館の「郷土資料」データベースづくり

●B-2-2:「学芸の森」の花、草(雑草を含む)や樹木に関する文献、図書ガイドや観察、フィールド調査に関する文献ガイド

●B-2-3:上記情報を元にしたより充実した図書や文献入手のための計画づくり「郷土文献、植生関連文献の充実プログラム」<植木協会や農協、東京農工大学図書館や市立図書館、浴恩館などの歴史文献などとの情報交換や相互図書館利用システムなどの整備>
学芸大学と地域に縁のある草花水彩画の原画展と地域NPOとの連携イベントへ>詳細は、こちら


より重要なのは、大学や附属学校の図書館、司書などの協力による関連図書(郷土資料なども含めた資料文献)の整備。

●社会教育という視点では、広範囲な地域での学校図書館利用や地域の図書館との補完業務も視野に図書館プロジェクトを設計することが必要。
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