<Wikipediaより、転載>

<学名>
Bupleurum rotundifolium L.(1753)
<和名>
ツキヌキサイコ
<英名>
thorough-wax

ツキヌキサイコ (Bupleurum rotundifolium) は、ヨーロッパ原産のセリ科ミシマサイコ属の一年草である。一般的にはブプレウルムの名で流通している。



<特徴>
高さ60-150cm程度になり、全体は無毛でよく分岐する。葉は茎を抱くようにつき、上部の分岐部分に付く葉は完全に茎を取り巻くため、茎が葉を貫いているような外見になる。花は複散形花序である。一段目の花序には、花弁状に見える緑色をした数枚の小総苞がつき、その中心部から、黄緑色の小花が散形花序をなしている。

<利用>
花は地味で目立たないが、逆にそのため、他の目立つ花と組み合わせると、他の花を引き立てる添え物としての効果がある。そのため、近年では、フラワーアレンジメントにおける引き立て役の副花材として重宝されるようになった。水揚げもよく、生け花の花材としても使われる。

<転載、以上>

また、国内、茨城県では、こブプレウルムを園芸用の切り花として栽培しているようです。農業総合センターの公式サイトは、こちらから。

<転載した情報>

花言葉は、「初めてのキス」です。

ヨーロッパ原産の耐寒性の1年草で、本州〜九州に自生し、薬用植物として利用される、「ミシマサイコ」や北海道以北に自生するレブンサイコと同属の植物です。
属名でもある「ブプレウルム」はギリシャ語で牡牛の肋骨の意味があるそうです。ちなみに英名は、Hare's Ear(野ウサギの耳)です。

緑色の苞(ほう)の中に、小さな黄色の花がかたまって咲き、やや地味な印象ですが、爽やかで、透きとおるようなライムグリーンが「緑色のお星様」のようで素敵な花です。最近では切り花の脇役として注目されている花のひとつです。水あげがよいのも特徴です。

自家栽培する場合は、秋まき(9月中旬から11月上旬を目安)します。移植を嫌うので、直まきにするかポットまきにし、根を切らないように注意します。酸性土は石灰で調整し、水はけがよく、日当たりのよい場所に植付けます。肥料のやりすぎは軟弱に育ってしまうので注意して下さい。

茨城県内では、筑西市など県西地域を中心に産地化され、生産・出荷されています。脇役にしておくのはもったいないくらい魅力的な花です。

<転載、以上>
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ツキヌキサイコ、ブプレウルム(B. rotundifolium L.)