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<Wikipediaより、転送>

ハギ属は、マメ科に含まれる植物の分類群。いわゆるハギの仲間が含まれるが、その他にいくつかのなじみのある植物が含まれる。

【特徴】

ハギ属(Lespedeza)は、一年草から多年草、低木を含む。葉は羽状複葉ながら側小葉一対で三出複葉的。托葉は一対で針状。
花は総状花序、または房状に葉腋に着く。萼は上面側で裂ける。
果実は節で種子ごとに分かれる節果だが、種子は一個しか含まず、偏平な楕円形等、鉤毛が生えることはない。また果実は熟しても裂開しない。

【利用】

いわゆる萩類は複数の種が観賞の対象となり、植栽される場合もある。白花種などの栽培品種も知られる。また荒れ地でよく育つことから裸地や法面の緑化に使われる。メドハギは薬草などとして使われる。

【分類】

東アジアからヒマラヤ、北アメリカに約60種が知られる。なお、ヤハズソウ属(Kummerowia)やハナハギ属(Campylotrops)を分ける説もある。
いわゆる萩と言われるのはこの属のうち、ヤマハギ亜属のものを指す。日本には以下のような種がある。

キハギ Lespedeza buergeri Miq.
チョウセンキハギ L. maximowiczii Schneid.
マルバハギ L. cyrtobotrya Miq.
ニシキハギ L. japonica Bailey var. japonica forma angustifolia Murata
シラハギ forma japonica
ナンゴクチョウセンヤマハギ var. australis (Hatsus.) Murata
ミヤギノハギ L. thunbergii Nakai
ケハギ forma macrantha (Honda) Murata
サツマハギ var. satumensis (Nakai) Ohwi
ヤマハギ L. bicolor Turcz.
クロバナキハギ var. higoensis (T.Shimizu) Murata
ツクシハギ L. homoloba Nakai
ヤハズソウ L. striata (Thunb.) Hook. et Arn.
マルバヤハズソウ L. stipulacea Maxim.
ネコハギ L. pilosa (Thunb.) Sieb. et Zucc.
タチネコハギ var. erecta Hatsus.
カラメドハギ L. juncea (L.fil.)
メドハギ var. subsessilis Miq.
ハイメドハギ var. serpens (Nakai) Ohashi
イヌハギ L. tomentosa (Thunb.) Sieb. et Maxim.
マキエハギ L. virgata (Thunb.) DC.

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