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【石川県の気候】
<金沢地方気象台よりの情報を以下に転載>

気候特性

石川県は、日照率の低い日本海側気候型であり、その特性が顕著に現れる冬期は、北西からの季節風により気温が低く雪の降る日が多くなります。
そして、地域としては、以下の2地域でその特性が異なります。

<加賀地方>
平野部では比較的温和な気候ですが、冬期は北陸特有のしぐれ現象で天気はぐずつく日が多くなります。
 平均気温は年13〜15℃、年降水量は2,100〜3,100mmとなっています。年日照時間は1,400〜1,700時間であり、夏期は月平均約180時間に対し、冬期は月平均約70時間と極端に少ないです。また、最深積雪の平均は40〜50cmです。
 山沿い(標高100m以上)や山間部(標高500m以上)では大雪が降ります。最深積雪の平均は山沿い90〜110cm、山間部220cmと平野部の2〜4倍にもなる豪雪地帯です。白峰では最深積雪480cmの記録があります。

<能登地方>
日本海に大きく突き出し、寒暖の季節風の影響を受けやすく、このため、季節の移り変わりがはっきりしています。
 他の北陸の都市と比べ、夏はやや涼しく、冬は比較的雪も少ないです。平均気温は、13〜14℃ですが、能登北部はやや低めとなっています。年降水量は1,700〜2,100mm。年日照時間は1,500〜1,700時間。最深積雪の平均は20〜60cmです。


●以下のグラフでは、加賀地方の代表都市である「金沢」と能登地方の代表都市の「輪島」を「東京」と比較しています。







<転載、以上>
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