園芸花卉ブログ - 最新エントリー

正月の花屋の店先

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
KKousaka 2013-1-14 10:01
正月休みにぶらりと出たついでに近所の花屋の店先を覗くと、「さくら草」とラベルの付いた鉢にピンクの花が可愛らしく咲いているのを見つけた。 多分、温室などで栽培された西洋プリムラ種なのだと思いますが、日本桜草を知らない人には、「さくら草」という総称で認識されるのでしょう。 1月から、咲いている花として「さくら草」が記憶されてしまうのでしょうね。
11月は、国内各所で観菊会も催されます。前から予定していた、日本の栽培種としての菊に限らない、幅広い「菊研究」を順次、アップして行く予定です。
8月後半より、「蓮」研究を開始しました。

花蓮や日本での園芸などについては、多分、園芸文化協会での小笠原先生の講義で、聞けると思うので、このサイトでは、各国、各日本の地方文化との関わりで「蓮」を取り上げることを主にしてみようと思います。
今年の園芸文化協会のイベントに「フラワートライアルジャパン2012」が加わりました。バスでの日帰り見学ツアーのようです。
蓼科高原のバラクライングリッシュガーデンやフィオーレ小淵沢や三好副会長のミヨシ八ヶ岳営業育苗センターなどを回遊するようです。農場によっては、バスが停まれない場所もあるのでこうした施設に限って回遊することになったようです。
この「フラワートライアル」という言葉は、業界でも定着して、岐阜や愛知、茨城などでもフラワートライアルという名称で新種の発表会が行われているようです。市場内でトライアルという名称で新種発表会を開催している花卉市場もあるようです。
本年の7月に農学博士の湯浅浩史の著作
植物からの警告
がちくま新書から発行されたことを期に、このサイトに「帰化植物研究と対策」というコーナーを設けてもらうことにしました。
帰化植物についての情報は、多くの機関から提供されているとはいえ、その実態や人間生活、文化との関わりを丁寧に解説する本が少なかったのですが、この本の登場に期待が膨らみます。

生き物文化誌学会を推進する湯浅氏の活動は、植物に限ってこの帰化植物を捉えているに過ぎない私のような一個人にも大変勉強になる活動です。
是非、多くの方に知っていただきたいものです。
微力でもこのコーナーをすこしずつ充実させていきたいと考えています。

よろしく、ご指導の程、お願いいたします。
今年の園芸文化協会の観桜会で例年のように解説をしてくださった名古屋園芸の小笠原先生が帰り際に

「今度、テレビで吉原の桜の話をするんだが、毎年大八車に積んで、桜を五町町まで運んだ植木屋があるらしいんだが、どんな植木屋なのか、実際どのように運ばれたかも不明なんですよ。誰か知らないかなあ。」

と話されたことが頭に残っていて、最近吉原の文献を調べている時についでにと思って調べ始めたのが、面白くなってしまい、結果このサイトにその調査結果を連載することにしました。
新吉原や当時の江戸の年中行事、流行などの文献は多いのですが、諸説あり、その背景などを調べ、正確な情報をと心がけるとかなり時間がかかるのですが、また、当時の時代背景や武士、庶民の文化や生活を知る機会にもなり勉強にもなります。

段階的に情報を掲載していく予定です。
毎年、恒例の「お富さんの植木市」にふらりと出掛けて、今年は、園芸文化協会のセミナー準備に「桔梗研究」をしたこともあって、植木市でも桔梗が気になってしまいました。
結局、園芸種の「白桔梗」を買いました。

園芸文化協会の総会に行きました

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日記
執筆 : 
KKousaka 2012-6-29 9:03
今年は、理事等役員改正の総会と聞いて、伺うことにしました。 また、協会賞の授与などもあり、その後の懇親会では、新旧理事の皆様はもちろん、地方からご出席の花卉生産者の代表の方々とも交流する機会となり、楽しい時間でした。 あらためて、新しい副会長をはじめ、常任理事や理事の皆様のご活躍をお祈りしております。 上野東天紅の窓からは、不忍池の蓮の緑が鮮やかで気分が爽快になる一日でした。 当日、お世話をいただいた事務局の皆様、ありがとうございました。
5鉢が開花。そろそろ、全鉢などと思っていると、雨にたたられます。今年の全鉢開花は、いつになるのやら…

神代植物公園「さくらそう展」

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
KKousaka 2012-4-22 16:56
小雨程度で、なんとか神代植物公園のさくらそう会が出品している「さくらそう展」を見ることができました。
今年は、寒い日が続いたせいか、幾分小ぶりな伸びあがりの鉢が多いようでした。

<ズラリと並んだ鉢>

<我が家の開花と比較しようと「紫辰殿」の鉢もチェック>