【より活動、参加しやすい、継続可能な組織となるために】

より活動しやすく、参加しやすい、継続していける組織構造を獲得するためには、気の合った、同じ行動時間帯の仲間グループでの活動のできる組織であることが重要になります。決められた活動時間や場所でなく、自分たちの仲間が活動しやすい場所や時間で活動に参加できること、さらには、そのグループのまとめ役となるリーダーとそのリーダーを補佐し、活動を将来に継続できるような若手のサブリーダー(複数でも可)が協力して、そのグループ活動を推進していけるようなが組織自体の構造の中に組み込まれていることが重要になります。また、その仲間組織での管理をグループ内リーダー(とサブリーダー)に任せ、権限を付与することも重要になります。

学芸の森ボランティアは、学生、教員、職員、同窓生、地域住民など異なった生活時間と空間をもった人々の集まりとなるためにそうした有機細胞的な組織づくりを可能にすることが必要となります。

その1:【小グループとそのリーダーチームを最小単位の組織とする管理を考える】

制度としての「グループ化」ではなく、連絡や活動という側面での「小グループ」を認めていくことを課題とします。ただ、本部組織との連絡、活動の連携のための「リーダー(仲間で選ぶ)」が不可欠となります。会員登録の際にグループ名とリーダーチームを決めておくが重要な作業になります。

その2:【活動目的と沿ったプロジェクトづくりとプロジェクト組織づくりの推進】

各小グループは、そのグループのみでは、一定の成果や目標に沿った活動は中々難しくなります。ある程度、目標、目的に沿った計画立案と実施計画は、必ず計画と推進が可能な本部組織をもったプロジェクトでないと進んで行きません。ただ、各小グループは、そのグループの総意でどこかの自分たちが参加しやすい「プロジェクト」へと参加することができるようにしておきます。
この際、重要なのは、プロジェクト立案と推進設計に各小グループの性格を理解し、その作業を割り当てるノウハウとなります。当然、プロジェクトの実施と作業区分、進行調整ディレクション担当がその能力を問われることのなります。

密な連絡は、小グループリーダーチームとの間で欠かせないものになるでしょう。そのためにプロジェクトは、小グループのグループリーダー会をどのように開催し、調整するかが鍵になります。
プロジェクト単位では、本サイト上でのコミュニティづくりが必須となります。ただ、あくまでこのコミュニティへの参加して、他のグループも含めた、活動全体を知るためアクセスが必須なのは、グループリーダーチーム全員。

もちろん、本サイト上に自分たちだけのコミュニティを作ることも可能です。(自分たちのコミュニティを作りたい場合は、リーダーチームにその方法をお教えします。是非、事務局にご連絡ください。)
ただ、グループ内の連絡は、普段から自分たちがしやすい連絡方法を皆で相談して決めるのが最適な方法です。


*本サイトの学芸の森関連の連絡や雑談のためのコミュニティコーナーは、こちらから、アクセスできます。

同頁の下部にある「学芸の森コミュニティ談話室」というコミュニティで活動報告をご自由にご覧ください。ただ、このコミュニティへ投稿は、参加申請した方だけになりますので、投稿を希望される方は、同コミュニティのトップから、上部に表示される「参加する」という文字をクリックして、参加申請をお願いします。


●次の項目では、実際のプロジェクト単位の設計を進めていきます。
プリンタ用画面
友達に伝える
投票数:41 平均点:2.68
前
ボランティア制度整備:2)「学芸の森ボランティアとは」
カテゴリートップ
学芸の森ボランティアの組織づくり計画と活動報告
次
ボランティア制度整備:4)「会員登録申請と登録システムの実施設計」