学芸の森環境機構の廃止決定に伴う、学芸の森環境機構実績の学芸の森ボランティアへの継承のために活動へ

2018年度の最終会議で、2020年度に学芸の森環境機構の廃止が確定し、その整理という意味での1年間の機構活動が大学側より提示され、本年度は、その整理作業が主となることになりました。

従来からの各部門での実施予定されていた活動実施とこうした廃止後の学芸の森ボランティアへの継承が毎回の会議で討議されることになりました。

1)学芸の森推進部門:従来からの正門前での講座や公開講座を担ってこられた岩本部門長の退任により、正門前での桜の移植と花壇づくり講習のみが新たな部門長によって、継続することが決まりました。

〇第1回の春の講習会は、従来からお願いしてきた樹木医の参加を得て、一部桜の移植と花壇整備が実施されましたが、秋以降の移植は、施設課による桜整備と重なり、中止となりました。また、正門花壇も後ろの弊の改修予定が決まり、現状の樹木の伐採や花の移植が進められ、年度内は、花壇整備は行われないことになりました。

2)学習推進部門:万葉池の植栽学習を11月に図書館との連携でコモンズとして万葉ゼミの林名誉教授のゼミ生徒などの参加を得て、実施することのみ決定しました。

3)改善推進部門:従来から実施してきたハザードマップづくりは、今年度実施せず、万葉池の池さらいを主に実施することとなりましたが、年内の実施予定が延期され、年度内に再度計画しなおすことになりました。

4)評価推進部門:2019年度「環境報告書」の発行とWebsiteの整備を計画
ようやく、情報処理センターのサーバー利用許可が下り、機構員の高坂による既存Websiteの調査と改訂作業計画立案が夏に機構会議に提案されました。その後、機構長による調査検討を経て、次年度の学芸の森ボランティアなどの組織化も見据えた、今までの学芸の森機構会議の実績データ掲載を目標に整備が進められることになり、予算化されました。

5)地域連携部門:例年の幼稚園の花壇づくり支援に加え、枝木カッターの再利用実施計画が検討され、予算化されました。さらに、錯塩度設置されたプレーパークとの間の太陽光利用照明設備の改修と設備利用推進が進められる予定です。
ただ、台風19号などの被害により、実際にプレーパークの利用が困難となり、その後の整備完了を待っての連携が予定されています。

〇学芸の森ボランティア組織づくりについて

*11月の機構会議で改めて、昨年度より提案されていた「学芸の森ボランティアの規約案」が検討され、現在大学で進められている「Explayground事業」との連携による「教育の森ラボ」設置などの案(小森准教授担当)も提示され、検討されることになりました。

〇Explayground事業について:
公式サイトは、こちらから

*Website改訂作業の進捗について

<第一期改訂と修正>:改訂中の学芸の森Websiteはこちらから

1)2013年からの機構会議で作成された「学芸の森Website」への最新の環境報告書までの全報告書の<学芸の森について>コーナーへの掲載<10月中完了>

2)機構会議の内容提示を<活動内容>コーナーへの実施<年内>

3)施設課の<ボランティア募集>コーナーの内容説明の改訂と修正:学芸の森ボランティア組織づくりの経過次第で実施予定。それまでは現状維持。

4)キャンパスマップ>現状維持

5)随時情報を更新するコーナーである「学芸の森のようす」と「イベント情報」(以前は、無料ブログとリンクし、そのRSSを自動掲載)は改訂未定。計画案では、別途サーバー契約し、そのWordPressによるWebsiteの情報を同様に掲載予定。<予算にも計上し、年度内作成を計画しているが、現状での実施時期未定>

6)2010年以前の学芸の森環境機構の実績や情報掲載について:
学芸の森プロジェクト開始から、2009年までの真山教授による学芸の森プロジェクトサイトに掲載された情報の移植実施>時期と方法未定。要関係者との相談、交渉。

この後、環境機構が廃止された以後、令和元年度から二年度へのボランティア組織設計や「守り人の会」の設計は、Explaygroudの「教育の森ラボ」への継承されます。そのコンテンツは、こちらからご覧ください。


<この項、了>
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