植栽の変遷史を知る(地域史・大学史を背景に、植栽と人の思いを学ぶ)
学芸大学は、元陸軍技術研究所跡地に設立されています。そのためこの土地自体は、地域住民から国が接収したという歴史を持っています。地域との連携を考える場合、忘れてはならない歴史的な事実でしょう。さらにその後のこの地域(貫井北町四丁目)の変遷の一翼も担ってきたのです。こうした大学史やこの地域風土の歴史的背景や地域との連携も入口としての並木には欠かせない課題です。本カテゴリーでは、そうした課題を元にコンセプトづくりのための周辺の地域史、植栽史、その歴史風土的な背景を整理し、学んでいきます。
サブカテゴリー
- 創立前から、創立当初を知る
- 学芸大学の土地は、陸軍技術研究所であったことは知られています。しかし、その前は、どのような土地だったのでしょう?また、昭和24年創立当初、その前後にこの正門並木周辺の土地、環境や地勢はどのようだったかを調べていきます。
- 地域との花見の会について
- 毎年、辟雍会で4月東京学芸大学・貫井坂上地区連絡協議会と共に主催する恒例の「お花見の会」の歴史とその交流の背景を知る
- 桜の植栽調査から、桜の縁を繋ぐ地域づくりへ
- 単なる並木の維持というレベルから、桜をシンボルとした地域への繋ぐ想い結実させていく活動への展開を考える