七月の茶事に最適な花を調べていきます。

参考文献:
1)「茶花ハンドブック(加藤淡斎著)」(以下、「淡斎」と記述)
2)「炉の花」「風炉の花」()


うど・独活(ウド・ウコギ科)
山野に生える大型の草木である。夏、茎の上部に薄緑色の小花を開く。若い苗は香りが良く、食用となり美味である。一種入れでもおもしろいし、他の花と入れてもよい。(「淡斎」より)
>品種詳細は、花研究のこちらをご覧ください。

車葉草(クルマバソウ・アカネ科)
山地の木の下などで群生する。10〜30�僂把称�。葉は輪生し、夏白い四弁花の小花をいくつかつける。放射状に出た葉のつきかたから、この名がついた。白花で可憐な花なので、一種入れにしたい。(「淡斎より」)
>品種詳細は、花研究のこちらをご覧ください。

飯子菜(ママコナ・ゴマノハグサ科)
山地の林の縁などの乾いた所に生える一年草の半寄生植物である。夏、枝先に紅紫色の花をつける。若い種子が米粒に良く似ているのでついた。他の花と混ぜて入れるとよい。(「淡斎より」)

このママコナの近縁品種の「大飯子菜」、「深山飯子菜」、「対馬飯子菜」など数種が国内に原生していることもあり、これらの品種も茶花には使われているです。ママコナのように苞葉に棘がない点も使いやすいように思います。また、ホソバママコナとタカネママコナの2種は絶滅危惧種に指定されています。
>品種詳細は、花研究のこちらをご覧ください。

河原松葉(カワラマツバ・アカネ科)
山地の乾いた草原や河原などに多い。松葉のような細い葉を輪生し、夏、茎の上部に白い小さな花を密生させる。たくさん集まると林のようで美しい。他の花と混ぜて入れるとよい。(「淡斎より」)
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瑠璃虎の尾(ルリトラノオ・ゴマノハグサ科)現在は、オオバコ科に分類されています
ヤマルリトラノオで50〜90cmくらい。栽培されて、ルリトラノオで切り花として売られている。7〜8月頃、ルリ色の花をつける。ヒメトラノオは小振りで葉の幅が狭い。他の花を根締めに入れるとよい。(「淡斎より」)
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洞庭藍(トウテイラン・ゴマノハグサ科)現在は、オオバコ科に分類されています
近畿・中国地方の海岸に生える。多年草。高さ40〜60cm。茎は白い綿毛で覆われているため、全体白色に見える。夏、茎の頂に青紫色の花を穂のようにつける、洞庭は中国の有名な湖水の名で、藍は、花の色の意味。洞庭湖のルリ色のように美しいという意味でついた。一種でも、他の花と合わせてもよい。(「淡斎より」)
>品種解説は、花研究のこちらのカテゴリーをご覧ください。

鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ・ナス科)
東アジアに広く分布する多年草。道端にどこでも咲く花。夏から秋にかけて、白い花が咲く。果実は紅色に熟すが、有毒植物と言われる。赤い果実をヒヨドリが好んで食べたので、この名がついた。
>品種解説は、花研究のをご覧ください。

浪来草(ナミキソウ・シソ科)
海岸の砂地にはえる多年草。夏から秋にかけて、紫色の唇形の花を一個ずつ対生し、花は一方向を向いて開く。海岸の砂地に生えるため、波来草という。他の花と混ぜて入れるとよい。(「淡斎より」)
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溝香薷(ミゾコウジュ・シソ科)
田の畦や道端のやや湿った所に生える。5〜6月頃、枝先に淡い紫色の小さな唇形の花を数段につける。地味な花なので、他の花と合わせて入れるとよい。(「淡斎より」)
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車花(クルマバナ・シソ科)
山地や野原に生える。茎は四角形をして、葉は対生、夏枝先に花をつける。淡紅色の唇形の花を段々に輪生する。花の輪生する様子から名がついた。あまり目立たない花なので、他の花と混ぜて入れるとよい。(「淡斎より」)
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犬胡麻=ちょろぎだまし(イヌゴマ=チョロギダマシ・シソ科)
日当たりのよいやや湿地、田のふちや土手に生える。夏、茎の先に淡紅色の唇形の花を密に輪生し層をつくる。果実の形がゴマに似ているが、利用価値がないのでこの名がついた。野性味もある花なので、篭の花入に他の花と入れるとよい。(「淡斎より」)
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